Mifareカードが海外で広く使われる理由|FeliCaとの違いをやさしく解説

ICカードと言えば日本ではFeliCaがよく使われますが、海外ではMifareカードが広く普及しています。本記事では、Mifareカードが世界中で採用されている理由と、FeliCaとの違いを簡潔にまとめます。

■ Mifareカードとは?

Mifare(マイフェア)は、NXP Semiconductors社が開発した非接触ICカードのブランドです。周波数はFeliCaと同じ13.56MHz帯で動作し、主に次のような用途で使われています。

  • 公共交通機関の乗車カード
  • 学生証・職員証
  • マンションやオフィスの入退室管理
  • 会員カード・プリペイドカード

■ なぜ海外でMifareが広く使われているのか

1. 早い時期から世界市場に展開

Mifareは欧州を中心に早い段階から公共交通・アクセス制御分野に採用され、多くの国や都市で標準的なICカードとして普及しました。

2. ISO/IEC 14443準拠でシステムとの互換性が取りやすい

Mifareシリーズ(特にMifare Classic以外のDESFireなど)は、ISO/IEC 14443 Type Aに準拠した製品が多く、国やメーカーをまたいだシステム構築がしやすい点が評価されています。

3. 製品ラインアップが豊富

Mifare Classic、Mifare Ultralight、Mifare DESFireなど、容量やセキュリティレベルの異なるラインアップが揃っており、用途に合わせて選びやすいのも特徴です。

4. 既存インフラとの互換性

多くの国・都市でMifareベースのインフラが整っており、新規導入時も「既存設備を活かしやすい」ことから、Mifareの採用が続いているという背景があります。

■ FeliCaとの主な違い

1. 主な利用エリア

  • FeliCa:日本・アジアの一部で強い(Suica・ICOCA・社員証・電子マネーなど)
  • Mifare:ヨーロッパ・中東・アジア・南米など世界各国で広く採用

2. 規格と位置づけ

  • FeliCa:ソニーが開発した方式で、高速応答とセキュリティが強み
  • Mifare:NXPによるブランドで、ISO/IEC 14443 Type A規格に基づく製品が世界標準として使われている

3. 使われ方の傾向

日本国内では、交通・電子マネー・社員証・学生証などでFeliCaが主流です。一方、海外では交通カードや入退室管理システムにMifareが採用されることが多く、国や地域によって主力ICカードが分かれています。

■ どちらを選ぶべき?(導入を検討する企業向け)

  • 国内向けシステム・日本の機器と連携:FeliCaベースのシステムが多く、FeliCaカードが採用されるケースが一般的です。
  • 海外拠点や海外製システムとの連携:Mifare対応機器が前提になっていることがあり、Mifareカードが求められる場合があります。

用途・エリア・既存システムとの互換性を確認した上で、FeliCaかMifareかを選ぶことが重要です。

■ 当社の対応:FeliCa推奨+Mifareにも対応

ポイント株式会社では、日本国内での相性やシステム互換性をふまえ、基本的にはFeliCaカードを推奨しています。一方で、海外システムやMifareを前提とした機器を利用する案件では、Mifareカードでの制作にも対応可能です。

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