地方自治体で進む「住民カード・施設カードのIC化」|図書館カードIC化の動き

近年、地方自治体を中心に、住民カードや施設カードをICカード化する動きが進んでいます。その中でも特に導入が増えているのが、図書館カードのIC化です。
本記事では、図書館カードのICカード化が進む背景と、FeliCa・MifareといったICカード技術が選ばれる理由を解説します。
■ 図書館カードIC化とは?
従来の図書館カードは、バーコードや磁気カードが主流でした。しかし最近では、ICカード(FeliCa・Mifare)を使い、非接触で利用者管理を行う自治体が増えています。
- 貸出・返却の自動化
- 利用者認証の高速化
- セルフ貸出機との連携
ICカードをかざすだけで認証できるため、職員・利用者双方の負担が軽減されます。
■ なぜ今、図書館カードのIC化が進んでいるのか
1. 職員の業務負担軽減
ICカード化により、貸出処理や本人確認がスムーズになります。セルフ貸出機との組み合わせで、窓口業務の省力化が可能です。
2. 利用者の利便性向上
ICカードはタッチするだけで認証できるため、待ち時間が短縮されます。高齢者や子どもでも直感的に使える点が評価されています。
3. 複数施設での共通利用
図書館カードをIC化することで、図書館だけでなく、公民館・体育館など他の公共施設カードと共通化しやすくなります。
■ 図書館ICカードで使われるICカードの種類
- FeliCa:高速読み取り・国内システムとの相性が良い
- Mifare:海外製図書館システムとの互換性が高い
自治体では、既存システムとの互換性を考慮して、FeliCaまたはMifareが選ばれるケースが一般的です。
■ 住民カード・施設カードIC化の広がり
図書館カードのIC化をきっかけに、以下のような用途へ展開する自治体も増えています。
- 住民カード(本人確認・施設利用)
- 公共施設の入退室管理
- 避難所受付での本人確認
ICカードは一度導入すると、用途拡張がしやすい点も大きなメリットです。
■ 自治体向けICカード制作のポイント
自治体でICカードを導入する場合、以下の点が重要になります。
- 長期運用に耐えるカード品質
- 再発行しやすい運用設計
- 個人情報を扱わないカード設計
カード自体には個人情報を持たせず、システム側で管理する方式が一般的です。
■ 当社のICカード制作サービス
ポイント株式会社では、自治体・公共施設向けにFeliCa・Mifareカードの制作を行っています。フルカラー印刷、ナンバリング、エンコードにも対応可能です。
■ 運営会社情報
ICカード事業を運営するポイント株式会社のコーポレートサイトはこちらです。
※本記事の内容は、正確性や最新性を保証するものではありません。
