【わかりやすい解説】NTAG215とNTAG213の違いとは?用途で選ぶNFCタグの基礎知識

NFCタグの活用が広がる中、「NTAG213」と「NTAG215」という似たような型番の違いに迷う方も多いのではないでしょうか?

この記事では、両者の違いをやさしく整理しながら、用途に合わせた選び方をご紹介します。


🔍 NTAG213とNTAG215を比較してみよう

項目NTAG213NTAG215
ユーザーメモリ約144バイト約504バイト
書き込み可能回数約10万回約10万回
データ保持期間10年以上10年以上
対応規格NFC Forum Type 2 TagNFC Forum Type 2 Tag
書き込み速度速いやや遅め(大容量のため)
コスト安価中程度

📦 容量の違いが最大のポイント!

NTAG213は必要最低限の情報(URL、名刺データ、識別コードなど)を記録するのに適しており、コストパフォーマンスに優れたNFCタグです。

一方、NTAG215は約3.5倍のユーザーメモリを持ち、より多くの情報や複雑なデータ構造を記録したいときに便利です。


💡 こんな場面におすすめ

用途おすすめのタグ
SNSや公式サイトへのリンク誘導NTAG213
イベント入退場管理、展示会の来場者データ記録NTAG213
製品や書類に多くの情報を埋め込みたいときNTAG215
店舗内での詳細な商品情報連携NTAG215

✍️ まとめ

NTAG213とNTAG215はどちらもNFC Type 2規格に準拠しており、スマートフォンなどの多くのデバイスと互換性があります。

  • コスト重視・短い情報でOKなら → NTAG213
  • 情報量重視・柔軟な使い方がしたいなら → NTAG215

必要なデータ量や導入シーンに応じて、最適なタグを選びましょう。

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