山陰本線の鳥取～倉吉間に交通系ICカード「ICOCA」スタート！

JR西日本は、2025年3月15日(土)から山陰本線の鳥取～倉吉間で交通系ICカード「ICOCA」の利用を開始します。これにより、同区間の各駅にIC改札機が設置され、ICOCAエリアが拡大されることになります。

今回IC改札機が新設されるのは、以下の10駅です。

このエリアではICOCAのほか、全国の主要な交通系ICカード（Suica、PASMO、Kitaca、manaca、TOICA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけん）との相互利用も可能になります。

鳥取～倉吉間の発着となるICOCA定期券も販売される予定で、通勤・通学者にとって利便性が向上します。紙の定期券を持ち歩く必要がなくなり、チャージして使うことも可能になるため、より快適に鉄道を利用できるようになります。

ICOCA導入で便利になる一方、利用できるエリアには制限があります。

利用可能区間：鳥取～倉吉駅間
利用不可区間：
- 福部駅以東（浜坂方面）
- 因美線・智頭急行線（智頭・姫路・大阪方面）
- 若桜鉄道線
- 淀江～下北条間（IC改札機未導入エリア）

なお、ICOCAチャージ額を使って未導入区間の切符を購入することは可能ですが、未導入区間を含めたICOCA定期券は発売されません。

今回のICOCA導入により、山陰本線の鳥取～倉吉間の利便性が向上します。特に通勤・通学の利用者にとっては、スムーズな乗車が可能になるため、大きなメリットとなるでしょう。一方で、ICOCAが利用できない区間もあるため、乗車前にしっかりと確認しておくことが重要です。

これを機に、山陰エリアでのICカードの普及がさらに進むことを期待したいですね！

2025/02/17

2025/03/07