台湾の大手交通系ICカード「iPASS 一卡通」と大阪・関西万博のコラボレーション

台湾の大手交通系ICカード「iPASS 一卡通」が、2025年春に開幕する「大阪・関西万博」とコラボレーションすることが発表されました。この取り組みは、台湾からの旅行者を増やし、日台間の観光促進を目指すものです。

万博バージョンのICカードiPASS 一卡通を発行

今回のコラボでは、ICカード「iPASS 一卡通」の万博バージョンが200元で発行されます。この特別版は、台湾国内で万博を広く周知する役割を担い、台湾の人々が万博をより身近に感じるきっかけとなるでしょう。さらに、このカードを通じて、台湾から関西エリアへの観光客誘致が期待されています。

関西エリアでの特典も充実

iPASS ICカード購入者には、関西地域での買い物や飲食、体験で利用できる割引特典が提供されます。これにより、訪日観光客が日本での滞在をより楽しめるようになる仕組みが整えられています。具体的には、台湾の現地アクティビティ・ツアー予約サイト「KKday」や、大阪の観光サービス「Wonder Group」と連携し、以下のような特典を提供します。

  • KKdayの商品割引
  • ワンダークルーズの乗船料割引

観光促進と文化交流の架け橋に

このコラボレーションは、単なるプロモーションに留まらず、日台間の観光交流を深める大きな一歩です。台湾と日本の架け橋となる取り組みとして、関西エリアへの注目をさらに高めることが期待されます。

2025年の大阪・関西万博では、こうした国際的な協力がどのような成果を生むのか楽しみです。万博期間中、関西を訪れる台湾の旅行者がこの特別なiPASSを手に、日本での旅を満喫する姿が目に浮かびます。